【NEWS】2017.4.19 update / 鹿児島レクチャーイベント
3月25日、鹿児島のレクチャーイベント「ケンペケカゴシマ」に
ご招待いただき、レクチャーしてきました!
鹿児島の設計事務所、工務店、料理家、ライター、材木屋など、
社会人と学生のみなさんが集まり、充実した議論ができ、楽しいひとときでした。
下記、主催者の廣瀬卓司さんによるレビューを掲載させていただきます。
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高池さんの飾らない素直で明るい性格と、進行役の鹿児島建築女史2人の頑張りもあり、
ゲスト/参加者の垣根なく楽しい時間を共有できたのではないかと思います。
レクチャーは、自らを「プロセスアーキテクト」と位置づけた相関図から始まり、
伊東事務所時代から独立後の現在まで続く東北との繋がり、
犬島や東京での近作を紹介いただきました。
「使う人」にとことん焦点をあて、「建築と人」、
「人と人」の関係性をしっかりと整理した上で、良い意味で未完成の環境を用意する。
そして、その環境を「使う人」が自分なりの程よい環境に仕上げていくといった、
人を巻き込みながら作り上げていく設計のイメージを持ちました。
東北「みんなの家」での経験から、建築そのものの存在というより、
その周辺の環境を整え構築していく過程を大切にされていると感じます。
食事は、ohacoが振る舞う「東北の食材を取り入れた薩摩郷土料理」。
比内地鶏の出汁で食べる鶏飯を中心に、東北を口の中でも楽しむことができました。
ゲスト持ち込み企画の「1分プレゼン大会」も大成功!
学生から社会人まで、建築に関わらず自由に仕事や趣味についてプレゼンしていただきました。
今後は、レギュラー企画にしようかと検討中です。
座談会では、建築女史が聞き手役となり、参加者からの質問をゲストに投げかけ、
より深く「震災」や「地方」、「女性としての生き方」について掘り下げる場となりました。
時間が足りず少々、消化不良となりましたが、
ケンペケが大切にしている「参加者全員での対話」の場となったと思います。
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