2019.4.7 UP DATE / K社新社屋建設プロジェクト プロポーザル一次審査通過案

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建築用途:オフィス、ホテル、イベントスペース
階数:地上6階
主体構造:S造
建築面積:1,392㎡
延床面積:5,276㎡
建設地:静岡県

 

静岡県に拠点を置く地方ゼネコンの新社屋建設プロジェクト。
条件として、床面積の半分以上をオフィス以外の用途とし、
そのプログラムと建築デザインを同時に提案することが求められた。
私たちは地域の歴史・文化・魅力を調査し、地方ゼネコンの新しいあり方や、
この場所が地域の人たちにとってどうあるべきかという提案を行った。

土木の語源である「築土構木」の精神はこの会社の原点であり、
災害時でも有効に機能する「防災拠点」を提案して、
日常的に地域の人たちの「心のよりどころ」となることをめざした。
また、最先端のオフィススペースとしては、これまでにない内部空間を持つ、
新しいオフィスレイアウトを描いた。
オフィス以外の用途のプログラムとして、多種用途向け「がらんどうスペース」や
「ソーシャルホテル」の提案も行った。

建築デザイン的には、外部から内部につながる「みち」のスペースを、
1階から5階まで展開することで、場所に応じて、
内外を連続的に使うことができるようにしている。
屋根は、柔らかな曲面の大屋根として、背後に見える富士山に呼応しつつ、
駅前という立地においてシンボルとなるデザインをめざした。
西面のファサードは、この地域に伝統的な柄をモチーフとして、
木の格子状のスクリーンを提案した。

このプロジェクトで考えた、地域における新しい建築のあり方は、
これまでの私たちの思考と活動を大きく前進させたと思う。